沖縄県那覇市の天久宮の御朱印をいただく!御朱印のいただき方と見どころを完全解説

琉球八社の天久宮の御朱印と参拝の楽しみ方

皆様、こんにちは。神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、2024年7月11日(木)に訪れた沖縄県那覇市の天久宮(あめくぐう)。歴史ある神社でいただいた御朱印や見どころ、spそて。アクセス情報を詳しくご紹介します。

天久宮の基本情報

天久宮の基本情報をご案内します。皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

所在地・拝観時間・拝観料金

所在地沖縄県那覇市泊3丁目19-3
電話番号098-868-3697
拝観時間24時間
拝観料金無料

交通案内(アクセス)

  • 公共交通機関

ゆいレール「美栄橋駅」から徒歩約15分
那覇バス「泊高橋バス停」から徒歩約10分

境内に参拝者用の無料駐車場あり(台数に限りがあるため混雑時は注意)

地図

公式ホームページ・ソーシャルメディア

  • 沖縄県神社庁

https://amekugu.jimdosite.com

天久宮の御朱印ガイド

天久宮の御朱印ガイドです。また、私がいただいた御朱印も合わせてご紹介します。皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

御朱印の詳細

  • 御朱印のデザイン・種類

御朱印は力強い墨書きで「天久宮」と書かれ、朱印が押されています(初穂料:300円)。

  • 御朱印の受付
受付時間10時00分〜16時00分
受付場所境内の授与所にて

御朱印の紹介

波上宮で天久宮の御朱印をいただいた等の情報はインターネットで散見されましたが、天久宮の授与所で御朱印をいただきました。御朱印帳への書き入れではなく、朱印紙に参拝日を書き入れていただきました。

天久宮の御朱印
墨書き奉拝
天久宮
令和六年七月十一日
社紋
天久宮之印
初穂料300円

その他の授与品

天久宮の授与品は、お札やお守りが用意されており、境内の授与所でいただくことができます。

天久宮の概要

天久宮の概要をご案内します。皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

社名天久宮
社格等旧無格社
琉球八社
創建1465年〜1487年(成化年間)
境内社辨財天
境内御嶽先樋川の辰・龍宮神
泊龍宮神(弁天負泰彦大神)

祭神

伊弉冉尊、速玉男尊、事解男尊の三柱の神々は、家庭の平和・安全や、災難除け心身の癒しを中心に幅広いご利益をもたらすとされ、特に熊野信仰において深い崇敬を集めています。

  • 伊弉冉尊 (いざなみのみこと)
    • 生命の創造:日本神話において、国生みや神生みを行った母なる神として、生命力や豊穣、子孫繁栄を司ります。
    • 安産・子授け:母性の象徴として、出産や子供の成長に関わるご利益があるとされています。
    • 鎮護・癒し:命をつなぐ役割から、病気平癒や心身の安定にご利益があると信じられています。
  • 速玉男尊 (はやたまをのみこと)
    • 速やかな解決・除災:名前に「速」の字があるように、問題の迅速な解決や災厄からの保護をもたらします。
    • 航海安全・交通安全:熊野信仰では特に海や道を守る神として崇められ、旅の安全にご利益があるとされます。
    • 商売繁盛:熊野三山信仰の中心神として、繁栄や成功をサポートすると考えられています。
  • 事解男尊 (ことさかをのみこと)
    • 苦難や災難の解消:「事を解く」という名から、悩み事や問題を解決する力があるとされています。
    • 心の安定・平和:心の迷いや不安を取り除き、穏やかな日々をもたらす神徳があります。
    • 人間関係の調和:対人関係の問題を和らげ、円満な関係を築く助けになるとされます。

歴史

天久宮は、琉球王国時代に航海安全を祈願するために創建されました。波上宮の上宮として位置付けられ、王国時代には重要な祭祀が行われていた歴史的な神社です。

1465年~1487年天久宮の創建。銘苅村の翁子が天久野で神秘的な光景を目撃し、国王に報告。これを受けて社殿が建立され、熊野権現と弁才天が祀られる。
1713年『琉球国由来記』に「天久山大権現縁起」として天久宮の創建伝承が記録される。
1734年天久宮が聖現寺の境内に遷座される。
1879年琉球処分により琉球王国が廃され、沖縄県が設置される。天久宮は近代社格制度により無格社とされる。
1937年社殿が老朽化し、倒壊する。
1944年太平洋戦争中の十・十空襲で社殿が焼失。
1972年現在の社殿が建立され、奉鎮祭が斎行される。

祭礼・行事

  • 恒例祭 例祭(5月15日)
  • 恒例祭 月次際(毎月1日、15日)

天久宮の見どころ

天久宮の見どころを私が撮影した写真でご紹介します。皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

鳥居

天久宮は聖現寺に隣接しています。聖現寺は元々、天久宮を管理するために建てられた別当寺だったそうです。

鳥居

鳥居の右手は参拝者用の駐車場です。

鳥居の扁額

鳥居と同じく、朱色に塗られた扁額。

由緒書き

鳥居に隣接する形で由緒書きがあります。

狛犬

鳥居を潜り抜けると、左右の狛犬が迎えてくれます。天久宮へはこの先の石段を下ります。

狛犬

小さな狛犬です。

右の狛犬
左の狛犬

拝殿

石段を下ると社殿や社務所などがあります。

拝殿の扁額
拝殿の外観

琉球瓦の屋根で木造のシンプルな拝殿です。

辨財天

辨財天

境内社の辨財天もひっそりと祀られています。

天久宮の周辺観光

  • 波上宮

天久宮と深い繋がりがあり、琉球八社の一つ。海の上に建つような神秘的な雰囲気が魅力。

  • 国際通り

那覇の観光名所で、地元グルメやショッピングが楽しめます。

  • 泊いゆまち市場

新鮮な海産物や地元の食材を購入できる市場。参拝後の食事におすすめ。

天久宮の参拝を終えて(まとめ)

天久宮は歴史と信仰が深く根付いた神社で、沖縄県那覇市を訪れた際にはぜひ足を運んでいただきたいスポットです。御朱印も力強く書かれているもので、参拝後は周辺観光地で沖縄ならではの文化や食を楽しむのも一興です。

この記事を参考に、次の旅の計画に役立ててください!

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なお、この記事は、パンフレットなどの資料や公式ホームページなどのインターネット上の情報を参考にし、正確に記載するよう努めていますが、記事の内容に誤りなどがございましたら、コメント欄やお問い合せからご連絡いただけますと幸いです。

御朱印は神社や寺院への参拝の証です。
旅先や出張先でご縁をいただいた神社や寺院を参拝させていただいた際、旅の思い出とともに持ち帰り、大切に保管させていただいています。
参拝や御朱印いただいた私の記録として、御朱印巡りを楽しまれている皆様にも情報共有を目的としておりますが、皆様にもご縁をお裾分けしたいという気持ちを込めて、ご紹介しています。

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神社や寺院の御朱印専門メディア「御朱印巡りの旅」編集長
加賀百万石の城下町・金沢に住んでいます。 仕事はWEBマーケティングを得意とするコンサルティング業を営んでいて、趣味は神社仏閣巡りや御朱印の収集のほか、温泉や旅行、そして、写真などです。 仕事柄、全国各地へ出かけることが多く、訪れたその土地の神社に必ず参拝するなど、昔から神社はとても身近な存在で、いつの日か参拝の際には御朱印をいただくようになりました。 参拝の証でもあり、さらに私にとっては旅の思い出もある御朱印の話題を中心に、神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」を通じて、皆様にお届けできればと考えています。 また、神社や寺院の皆様を対象にしたホームページ制作やソーシャルメディア運用代行などのWEBマーケティングサービスを提供していますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただければ幸いです。