沖縄県那覇市の沖宮の御朱印をいただく!御朱印のいただき方と見どころを完全解説

琉球八社の沖宮の御朱印と参拝の楽しみ方

皆様、こんにちは。神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

さて、2024年7月11日(木)に訪れた沖縄県那覇市の沖宮(おきぐう)。歴史ある神社でいただいた御朱印や見どころ、アクセス情報などを詳しくご紹介します。

沖宮の基本情報

沖宮の基本情報をご案内します。皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

所在地・拝観時間・拝観料金

所在地沖縄県那覇市奥武山町44番地
電話番号098-857-3293
拝観時間24時間
拝観料金無料

交通案内(アクセス)

  • 公共交通機関

沖縄都市モノレールゆいレール線「奥武山公園駅」から徒歩で約5分(約350m)。

那覇空港から国道332号線経由で約10分(約3.2km)。沖宮専用の駐車場はありませんが、奥武山公園内の第2駐車場(無料)を利用可能です。

地図

公式ホームページ・ソーシャルメディア

  • 公式ホームページ
  • Instagram(インスタグラム)

https://www.instagram.com/okinogu

沖宮の御朱印ガイド

沖宮の御朱印ガイドです。また、私がいただいた御朱印も合わせてご紹介します。皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

御朱印の詳細

  • 御朱印のデザイン・種類

沖宮では、通常の御朱印(初穂料:500円)に加え、特別なイラスト付きの御朱印(初穂料:1,000円~)や沖宮末社の伊平屋天巌戸神社と恵比寿神社の御朱印が頒布されています。季節や行事に合わせた限定御朱印もあり、詳細は公式ホームページやソーシャルメディア(SNS)で随時案内されています。

  • 御朱印の受付
受付時間8時30分〜16時30分
受付場所境内の授与所にて

御朱印の紹介

私は、境内の授与所にて、沖宮の御朱印帳に通常の御朱印を書き入れていただきました。御朱印帳と通常の御朱印の書き入れで2,000円を納めしました。

通常の御朱印
墨書き奉拝
沖宮
令和六年七月十一日
社紋
沖宮之印
初穂料500円

その他の授与品

沖宮は、多彩な授与品を通じて参拝者の信仰を支えています。以下に主な授与品をご紹介いたします。

なお、沖宮の公式オンラインショップでも取り扱われており、遠方の方でもお求めいただけます。ただし、在庫状況や授与品の詳細については、事前に公式ホームページや直接お問い合わせいただくことをおすすめします。

  • 武道神ブサガナシー御守:武道の真髄に導いてくださる仏様「ブサガナシー」を祀った御守です。
  • 沖縄道 掛け軸:沖縄県本土復帰50周年特別企画として、書家・茅原南龍氏が揮毫した「沖縄道」の掛け軸です。
  • 十二支曼荼羅御守:各干支ごとに異なる曼荼羅が描かれた御守で、災いを遠ざけ、幸運を招くとされています。
  • ねこひげコラボ御守:沖宮とNEKOHIGEのコラボレーションによる御守で、攘災招福や交通安全を祈願したデザインが特徴です。
  • 御神酒 鬱鬯(うっちょう):神前に供えられた御神酒で、特別な祈願の際に授与されます。
  • 音守り(OTO OMAMORI):カード型の御守で、音霊と映像を通じて神様のお力を届ける新しい形の御守です。
  • 沖宮開運 龍神シーサー:開運を祈願した龍神シーサーの置物で、家内安全や商売繁盛を願う方に人気です。
  • 国際画家さやのりこ絵画刺繍御守:国際画家・さやのりこ氏の作品を刺繍した御守で、健康、安産、学業成就など多様な種類があります。
  • 訶梨勒袋(かりろくぶくろ):訶梨勒の実が入った香袋で、厄除けや縁起物として用いられます。
  • ペンダントトップ御守:沖宮御祭神や干支守護神をデザインしたペンダントトップで、銀製や真鍮製があります。
  • 島んちゅMiRiKaお守り:琉球舞踊や空手など、沖縄の文化をテーマにした御守です。
  • マブイ御守:沖縄の伝統的な信仰に基づく御守で、魂(マブイ)を守るとされています。
  • 沖宮小判御守:金運や商売繁盛を祈願した小判型の御守です。
  • 蓬莱霊木浄化ミスト:蓬莱の霊木から抽出したエッセンスを用いた浄化ミストで、心身の清浄を図ります。
  • 茅の輪御守り:茅の輪を模した御守で、無病息災や厄除けを祈願します。
  • 御神塩・お浄めの塩:神前で清められた塩で、厄除けや浄化のために用いられます。
  • こども元気おまもり:子供の健康と成長を祈願した御守で、親御さんに人気があります。
  • 奥武山 大琉球神楽の巻:沖宮の由緒や御祭神、御嶽・嶽々の神々を述べた一冊で、信仰の理解を深めるための書籍です。

沖宮の概要

沖宮の概要をご案内します。皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

社名沖宮
社格等琉球八社
創建1451年(尚金福王の時代)
境内社住吉神社
八坂神社
天燈山御嶽
弁財天宮
権現堂
祖霊舎

祭神

沖宮の祭神は、国家や地域の繁栄、安全、個人の家庭円満、厄除けなど、多岐にわたる加護を与えるとされています。特に、航海や農業、水に関する守護が特徴的で、琉球文化の深い信仰を反映しています。

天照大御神

  • 天受久女龍宮王御神
  • 天智門女龍宮王御神
  • 天受賀女龍宮王御神

三柱は天照大御神に相当する神であり、琉球王国時代には国家的な崇敬を受けた存在です。

神徳

国家安泰、五穀豊穣、陸海交通安全(航海の守護)、商売繁盛

相殿左

  • 天龍大御神(主父御神)

天の龍神として、水や雨、天候に関連する加護を与える神です。

神徳

天候安定、農業の守護、水の恵み(雨乞い)、漁業の繁栄

  • 天久臣乙女王御神(母御神)

天龍大御神の后神とされ、家庭や子孫に関する加護が厚い神です。

神徳

家庭円満、子孫繁栄、女性や子供の守護

相殿右

  • 天芳子乙女王御神

天芳子乙女王御神は、沖宮の祭神の一柱であり、その詳細な由来や神格については文献が限られています。しかし、名前から「芳」は「香り」や「美しさ」を意味し、豊かな自然や美的感覚に関連する神格と考えられます。

神徳

芸術・文化の発展、自然の恵み

  • 天仁子乙女王御神

天仁子乙女王御神も沖宮の祭神の一柱であり、「仁」は「慈しみ」や「思いやり」を意味します。このことから、人々の調和や慈愛に関連する神格と推察されます。

神徳

人間関係の調和、慈愛の心の育成

  • 天来子乙女王御神

天来子乙女王御神は、「天から来る」という意味を持ち、天界からの恩恵や導きを象徴する神格とされています。

神徳

天啓・導き、新たな始まりの守護

  • 熊野三神
    • 伊弉冉尊
    • 速玉男尊
    • 事解男尊

歴史

沖宮は、15世紀中頃、那覇港で光る霊木を祀ったことに始まります。

1908年那覇港築港のため安里八幡宮に遷座。
1938年本殿が国宝に指定されるも、戦災で焼失。
1975年現在の奥武山公園内に再建。

祭礼・行事

沖宮は、年間を通じて多彩な祭礼や行事が執り行われています。以下に主な祭礼と年間行事をご紹介いたします。

  • 月次祭(つきなみさい):毎月1日と15日に、月の始まりと中頃を祝う祭典が行われます。
  • 元旦祭:1月1日に、新年の始まりを祝う祭典が執り行われます。
  • 節分祭:2月2日に、厄除けと福を招くための節分祭が開催されます。
  • ひなまつり:3月3日に、子供たちの無病息災を祈念するひなまつりが行われます。
  • 春の例大祭:旧暦3月23日(2024年は4月14日)に、沖宮の最も重要な祭典である春の例大祭が執り行われます。前日の4月13日には宵宮祭も行われます。
  • こどもまつり:5月5日に、お子さまの健やかな成長を願うこどもまつりが開催されます。
  • 夏越しの大祓:6月30日に、半年間の罪や穢れを祓い清める夏越しの大祓が行われます。
  • お笑い神事:同じく6月30日に、笑いを通じて厄を祓うお笑い神事が執り行われます。
  • 秋の例大祭:10月15日に、秋の収穫を感謝する秋の例大祭が行われます。
  • 七五三:11月に、子供たちの成長を祝う七五三のご祈願が行われます。
  • 大晦日の大祓:12月31日に、一年の穢れを祓い新年を迎える大祓が執り行われます。

沖宮の見どころ

沖宮の見どころを私が撮影した写真でご紹介します。皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

鳥居

沖宮は、奥武山公園内にあります。朝の参拝でしたので、公園内をランニングされている方々と多く出逢いました。

鳥居

石造りの大きな鳥居です。残念ながら、大鳥居は撮り忘れました。

鳥居の扁額

鳥居の扁額です。

狛犬

鳥居の前の左右の狛犬です。

左の狛犬
右の狛犬

手水

手水

手水は鳥居を潜り抜け、階段の途中、右側にあります。建物はなく、2つの甕に水が注がれています。

由緒書き

由緒書き

鳥居を潜り抜けた先に由緒書きがあります。

拝殿

拝殿の全景

琉球の伝統的な造りになっている拝殿は、内地の神社とは異なる趣があります。

拝殿の扁額
拝殿付近

八坂神社

境内社の八坂神社

天燈山御嶽二ノ鳥居

沖宮の拝殿での参拝後は左側からが参拝ルートとなっており、八坂神社をお参りし、天燈山御嶽へと進みます。

天燈山御嶽二ノ鳥居

石段を登っていくと朱色の鳥居が建っています。

天燈山御嶽二ノ鳥居の左の狛犬
天燈山御嶽二ノ鳥居の右の狛犬
天燈山御嶽

天燈山御嶽からの眺望

天燈山御嶽からは那覇の街並みを一望することができます。神聖な場所からの眺望は、これまた美しいもの。那覇の街をお守りいただいていることに感謝しながら、しばらく眺めを楽しませていただきました。

天燈山御嶽二ノ鳥居を見下ろす

朱色の鳥居と青い空のコラボレーションがこれまた美しい。

天燈山御嶽から漫湖方面を眺める

漫湖(まんこ)は沖縄県那覇市と豊見城市にまたがる汽水湖で、ラムサール条約登録湿地に指定されています。多様な動植物が生息し、特に渡り鳥の休息地として知られ、自然観察や散策に適したスポットです。

天燈山御嶽から漫湖方面を眺める(拡大)

手前は沖縄都市モノレールゆいレール線、その奥は県道221号の那覇大橋と国道329号(那覇東バイパス)の新那覇大橋。吊り橋は同じく国道329号(那覇東バイパス)のとよみ大橋です。

沖宮の周辺観光

  • 奥武山公園

スポーツ施設や緑地が広がる市民の憩いの場。

  • 那覇空港

沖縄の玄関口で、ショッピングや食事も楽しめます。

  • 波上宮

琉球八社の首座で、沖宮からもアクセスしやすい神社です。

沖宮の参拝を終えて(まとめ)

沖宮は、歴史的背景と多彩な御朱印で訪れる人々を魅了しています。那覇市内のアクセスも良好で、観光と合わせての参拝がおすすめです。

最後になりますが、皆様にお願いがございます。現在、「人気ブログランキング」に参加しています。もしよろければ、次のバナーをクリックして、神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印の旅」を応援していただけないでしょうか。ご協力のほど、何とぞよろしくお願い申し上げます。

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なお、この記事は、パンフレットなどの資料や公式ホームページなどのインターネット上の情報を参考にし、正確に記載するよう努めていますが、記事の内容に誤りなどがございましたら、コメント欄やお問い合せからご連絡いただけますと幸いです。

御朱印は神社や寺院への参拝の証です。
旅先や出張先でご縁をいただいた神社や寺院を参拝させていただいた際、旅の思い出とともに持ち帰り、大切に保管させていただいています。
参拝や御朱印いただいた私の記録として、御朱印巡りを楽しまれている皆様にも情報共有を目的としておりますが、皆様にもご縁をお裾分けしたいという気持ちを込めて、ご紹介しています。

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神社や寺院の御朱印専門メディア「御朱印巡りの旅」編集長
加賀百万石の城下町・金沢に住んでいます。 仕事はWEBマーケティングを得意とするコンサルティング業を営んでいて、趣味は神社仏閣巡りや御朱印の収集のほか、温泉や旅行、そして、写真などです。 仕事柄、全国各地へ出かけることが多く、訪れたその土地の神社に必ず参拝するなど、昔から神社はとても身近な存在で、いつの日か参拝の際には御朱印をいただくようになりました。 参拝の証でもあり、さらに私にとっては旅の思い出もある御朱印の話題を中心に、神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」を通じて、皆様にお届けできればと考えています。 また、神社や寺院の皆様を対象にしたホームページ制作やソーシャルメディア運用代行などのWEBマーケティングサービスを提供していますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただければ幸いです。