岐阜県大垣市の大垣八幡神社で御朱印をいただく!御朱印の詳細や境内の様子も紹介

神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

本日は、2023年(令和5年)12月17日(日)に参拝しました岐阜県大垣市の大垣八幡神社で御朱印をいただきましたので、御朱印の詳細や境内の様子をご紹介します。

大垣八幡神社の御朱印について

大垣八幡神社の御朱印と御朱印の受け取り方法をご紹介しますので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

御朱印の紹介

大垣八幡神社の御朱印

大垣八幡神社の御朱印
墨書き大垣総鎮守
大垣八幡神社
令和五年十二月十七日
社紋
八幡神社
ユネスコ無形文化遺産八幡神社例祭大垣祭の軕行事
初穂料500円
御朱印帳への書き入れ
書き置き

御朱印の受け取り方法

時間9時00分〜16時00分
場所社務所

御朱印の補足

通常の御朱印は1種類のみで、他は大垣まつりの限定御朱印が用意されています。大垣まつりの試楽と本楽でそれぞれデザインが異なり、両日は1枚300円で書き置きのみの対応となるようです。

御朱印以外の授与品

御朱印以外にも、御朱印帳や御札、御守、交通安全マグネットステッカー、絵馬などの授与品を社務所でいただくことができます。

御朱印帳は大垣祭、犬、子犬、母子犬の4種類が用意されていて、私は岐阜県内の神社参拝用に子犬の御朱印帳をいただきました(御朱印の書き入れも含めて1冊2,000円でした)。

詳しくはこちらからご覧ください。

大垣八幡神社の概要について

由緒

大垣八幡神社の由緒書き

大垣八幡神社は、岐阜県大垣市にある神社です。式内社で、美濃国安八郡の総鎮守として崇敬されています。

その由緒は、鎌倉時代に遡ります。1334年(建武元年)、東大寺の荘園であった美濃国安八郡大井(現大垣市)に、東大寺の鎮護神である手向山八幡宮を勧請したことが始まりとされています。

その後、室町時代には、大垣城主の織田信長や豊臣秀吉によって再建・整備が行われ、江戸時代には、徳川幕府によって朱印地が与えられました。

明治時代の神仏分離令により、八幡宮から八幡神社に改称されました。その後、昭和時代には、戦災により社殿が焼失したものの、再建されました。

現在は、大垣市の中心部に位置し、多くの参拝者で賑わっています。

主祭神は、誉田別命(ほむたわけのみこと)です。誉田別命は、応神天皇の別名であり、武神として信仰されています。

また、境内には、出雲講の社殿や、水難除けの神様として信仰される龍神社などがあります。

歴史

鎌倉時代に創建された大垣八幡神社は、その後、室町時代から江戸時代にかけて、大垣城主の織田信長や豊臣秀吉、徳川幕府などの庇護を受け、大きく発展しました。

明治時代に入ると、神仏分離令により八幡宮から八幡神社に改称されました。そして、昭和時代には、戦災により社殿が焼失しましたが、氏子氏の熱誠により再建されました。

1334年(建武元年)東大寺の荘園であった美濃国安八郡大井(現大垣市)に、東大寺の鎮護神である手向山八幡宮を勧請
1546年(天文15年)戦国時代の斎藤道三の兵火で焼失
1608年(慶長13年)幣殿、拝殿、舞殿が建てられる
1648年(正保4年、慶安元年)大垣藩初代藩主・戸田氏鉄公により再建整備
1679年(延宝7年)大垣藩2代藩主・戸田氏西公が、神楽・大黒・恵比須の三両を下賜
1868年(明治元年)神仏分離令により、八幡宮から八幡神社に改称
1945年(昭和20年)戦災により社殿が焼失
1951年(昭和26年)本殿復興
1954年(昭和29年)拝殿復興
1955年(昭和30年)社務所復興
2010年(平成22年)神社と湧水が大垣市景観遺産に指定

大垣八幡神社の境内について

大垣八幡神社の境内の様子を写真に撮りましたので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

正面

大垣八幡神社正面

大垣駅から徒歩で約10分の大垣八幡神社。立派な鳥居が目印となります。なお、駐車場は境内にあり、正面を向いて左右から入ることができます。

扁額

鳥居の扁額は「八幡宮」と書かれていました。

大垣祭の軕行事

大垣祭の軕行事の看板

大垣八幡神社の例大祭(試楽祭・本楽祭)は大垣祭として、古くから地元住民に親しまれており、その説明が書かれていました。

自噴水 大垣の湧水

自噴水 大垣の湧水の看板

大垣は昔から「水の都」と呼ばれ、多くの家庭には自噴井戸があったそうです。

自噴水 大垣の湧水

鳥居をくぐり抜けた右側に自噴する大垣の湧水があり、多くの方々が大きな容器に水を汲んでいました。

大垣天満宮

大垣天満宮正面

祭神は菅原道真公。八幡社遷座時に勧誘とあるのみで、詳細不明とのこと。古くは「北野神社」の名称で親しまれていたそうです。

神牛

「撫で牛」とも呼ばれる牛の石像もありました。

二の鳥居

二の鳥居

二の鳥居は朱色で、扁額は「八幡神社」と書かれていました。

大垣祭の軕行事の石碑

大垣祭はユネスコ無形文化財に選ばれています。

手水舎

手水舎

二の鳥居をくぐり抜けて、左側に手水舎がありました。

八幡神社と出雲社

手水舎で心を清めて参道をさらに進むと、右側に八幡神社、左側に出雲社が見えて来ました。

八幡神社

八幡神社の拝殿

まずは八幡神社から参拝させていただきました。八幡神社の祭神は応神天皇、神功皇后、比咩大神の3柱。

八幡神社の本殿

八幡神社の本殿を横から拝んでみました。

出雲社

出雲社

続いて、出雲社に参拝させていただきました。出雲社の祭神は、大国主大神(大黒大神)・美保津姫神・事代主大神(恵比寿大神)。

出雲社の扁額
出雲社の本殿

大福稲荷神社

大福稲荷神社の千本鳥居

大垣八幡神社の境内右側に一際目立つ朱色の千本鳥居がありました。

大福稲荷神社の千本鳥居の扁額

扁額には「大福稲荷神社」と書かれていました。

大福稲荷神社の千本鳥居

朱色の千本鳥居を潜り抜けると大福稲荷神社の拝殿があります。

大福稲荷神社の拝殿の扁額

拝殿の扁額は「正一位 大福稲荷」と書かれていました。

大福稲荷神社の社殿

この地の地主神として、八幡社遷座以前よりもこの地に鎮座し、その勧請年月は不明とのことです。

広瀬神社・龍田神社

手水

建物がない手水。清らかな水が流れ出ていました。

広瀬神社・龍田神社の由緒書き

大垣藩主の戸田氏教公の願いにより、1790年(寛政2年)に大和の国(現在の奈良県)に鎮座する「広瀬神社」と「龍田神社」両社よりより勧請とのこと。また、広瀬大神は、水神であると言われ、風神である龍田大神とは深い関係にあると言われている事から合祀されたそうです。

広瀬神社・龍田神社の拝殿

広瀬神社・龍田神社の正面。

広瀬神社・龍田神社の拝殿の扁額

拝殿の2つの扁額には、「廣瀬神社」と「龍田神社」とそれぞれ書かれていました。

広瀬神社の祭神は和加宇賀之売命(若宇加能売命)、龍田神社の祭神は志那都比古神(天御柱神)・志那都比売神(国御柱神)。

大垣竜神王

大垣竜神王

大垣藩主の戸田氏正公邸の火災消除の為、1860年(文久3年に江戸屋敷に出雲竜蛇社と勧誘し、明治の江戸屋敷破棄に伴いここに移されたそうです。祭神は霊蛇神。

大垣八幡神社の詳細について

大垣八幡神社の詳細情報をご紹介しますので、皆様が参拝する際、お役に立つことができれば幸いです。

社名大垣八幡神社
(正式名:八幡神社)
社格等旧県社
札所等
創建1334年(建武元年)
祭神応神天皇
神功皇后
比咩大神
境内社出雲社
大福稲荷神社
大垣天満宮
大垣竜神王
広瀬神社
龍田神社
年間行事毎月1日・15日 月次祭
1月1日 元旦祭
2月11日 紀元祭
2月17日 祈年祭
5月13日 例大祭(試楽祭)・えびす・大黒祭り
5月14日 例大祭(本楽祭)
6月30日 夏越大祓式
11月23日 新嘗祭
12月31日 除夜祭
拝観時間9時00分〜16時00分
拝観料金拝観無料
所在地岐阜県大垣市西外側町1-1
電話番号0584-78-4977
ホームページhttp://ogaki80003.or.jp/
ソーシャルメディア(SNS)https://twitter.com/ogaki80003
https://www.facebook.com/ogaki80003
https://www.instagram.com/ogaki80003

大垣八幡神社の交通案内について

大垣八幡神社へのアクセスを紹介しますので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

車でのアクセスについて

  • 名神高速道路「大垣インターチェンジ」から車で約15分(約7.0km)

駐車場

利用時間9時00分〜16時00分
料金無料
台数 約10台
備考※土日祝日の午後4時まで、自噴水を汲む方の境内駐車場の利用をお断りします。お参りをされましても、前後のお水汲みはお断りします。守れない場合は、車両ナンバーを控えた上、今後一切の出入りを禁止いたします。(公式ホームページより)

公共交通機関でのアクセスについて

  • JR東海道本線、養老鉄道養老線、樽見鉄道「大垣駅」から徒歩で約10分

位置(Google Map)について

大垣八幡神社の参拝を終えて

大垣八幡神社の記事はいかがでしたでしょうか。

岐阜県海津市の千代保稲荷神社や荷席稲荷神社の参拝を終えて帰路に向かう途中、大垣の街に立ち寄りました。

以前から犬の御朱印帳が気になっていて、初めて大垣八幡神社への参拝が叶いました。

大垣八幡神社は、古くから地元の人々の信仰を集めてきた、歴史と伝統のある神社ですので、皆様もぜひ参拝されてみてください。

最後までご覧いただきまして、心よりお礼申し上げます。

皆様にお願いがございます。

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何とぞよろしくお願い申し上げます。

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なお、この記事は、パンフレットなどの資料や公式ホームページなどのインターネット上の情報を参考にし、正確に記載するよう努めていますが、記事の内容に誤りなどがございましたら、コメント欄やお問い合せからご連絡いただけますと幸いです。

御朱印は神社や寺院への参拝の証です。
旅先や出張先でご縁をいただいた神社や寺院を参拝させていただいた際、旅の思い出とともに持ち帰り、大切に保管させていただいています。
参拝や御朱印いただいた私の記録として、御朱印巡りを楽しまれている皆様にも情報共有を目的としておりますが、皆様にもご縁をお裾分けしたいという気持ちを込めて、ご紹介しています。

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神社や寺院の御朱印専門メディア「御朱印巡りの旅」編集長
加賀百万石の城下町・金沢に住んでいます。 仕事はWEBマーケティングを得意とするコンサルティング業を営んでいて、趣味は神社仏閣巡りや御朱印の収集のほか、温泉や旅行、そして、写真などです。 仕事柄、全国各地へ出かけることが多く、訪れたその土地の神社に必ず参拝するなど、昔から神社はとても身近な存在で、いつの日か参拝の際には御朱印をいただくようになりました。 参拝の証でもあり、さらに私にとっては旅の思い出もある御朱印の話題を中心に、神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」を通じて、皆様にお届けできればと考えています。 また、神社や寺院の皆様を対象にしたホームページ制作やソーシャルメディア運用代行などのWEBマーケティングサービスを提供していますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただければ幸いです。