北海道旭川市の上川神社で御朱印をいただく!御朱印や境内の様子なども紹介

神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

本日は、令和5年(2023年)11月8日(水)に参拝しました北海道旭川市の上川神社で御朱印をいただきましたので、御朱印の詳細や境内の様子をご紹介します。

上川神社の御朱印について

上川神社の御朱印と御朱印の受け取り方法をご紹介しますので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

なお、上川神社では、上川神社、旭川天満宮、兼務社の雨紛神社の三社の御朱印をいただくことができます。

御朱印の紹介

上川神社の御朱印

上川神社の御朱印
墨書き奉拝
上川神社
令和五年十一月八日
北海道旭川市鎮座
社紋(山桜花)
上川神社之印
初穂料300円
御朱印帳への書き入れ
書き置き

旭川天満宮(境内社)の御朱印

旭川天満宮の御朱印
墨書き奉拝
旭川天満宮
令和五年十一月八日
上川神社境内社
旭川天満宮
初穂料300円
御朱印帳への書き入れ
書き置き

雨紛神社(兼務社)の御朱印

雨紛神社の御朱印
墨書き奉拝
雨紛神社
令和五年十一月八日
北海道旭川市鎮座
雨紛神社之印
初穂料300円
御朱印帳への書き入れ
書き置き

御朱印の受け取り方法

時間授与所
場所7時00分~17時00分 

上川神社オリジナルの御朱印帳や季節限定の御朱印が用意されているほか、お守りやお札などの授与品も用意されていますので、詳しくは上川神社のInstagramをご覧になってみてください。

上川神社の概要について

由緒

上川地方の開拓と発展を支えてきた上川神社

上川神社は、北海道上川地方の旭川市に鎮座する神社です。明治26年(1893年)に、上川地方開拓守護・上川地方の鎮守として創建されました。

創建当初は、上川郡上川村(現在の旭川市)の義経台と呼ばれる高台に天照皇大御神を祀っていました。その後、鉄道の設置やまちの発展にともない、明治31年(1898年)に6・7条通8丁目、同35年(1902年)に宮下通21丁目に移転しました。

そして、大正13年(1924年)には、神々が鎮まる適地として、かつて上川離宮建設が決定された神楽岡に移転しました。

上川神社は、上川地方の開拓と発展に大きな役割を果たしてきました。創建当初は、上川地方の開拓を守護する神として、屯田兵や開拓民の士気高揚や励ましに寄与しました。また、移転後は、上川地方の発展を願う多くの人々の心の拠り所となりました。

上川神社は、現在も多くの人々に親しまれています。毎年、多くの参拝者が訪れ、神社に参拝したり、境内の自然を満喫したりしています。

歴史

  • 明治26年(1893年)7月 宮下通4丁目〜7丁目に天照大神を祀る
  • 明治31年(1898年)7月 6・7条通8丁目に移転
  • 明治35年(1902年)12月 宮下通21丁目に移転
  • 明治36年(1903年)1月 創立を許可される
  • 明治37年(1904年)7月 大己貴命と少彦名命の2柱を合祀
  • 明治39年(1906年)11月 村社となる
  • 明治40年(1907年)6月 神饌幣帛料供進神社に指定される
  • 大正2年(1913年)11月 無格社の近文神社を合祀
  • 大正4年(1915年)6月 郷社となる
  • 大正12年(1923年)12月 県社に昇格
  • 大正13年(1924年)6月 現在地に移転
  • 昭和30年(1955年)7月 神社本庁の別表神社に指定される
  • 昭和41年(1966年) 大宰府天満宮から分霊を行い、境内社旭川天満宮を設ける
  • 平成4年(1992年) 上川地方の開拓に功労のあった岩村通俊命を合祀
  • 平成5年(1993年)7月 御創祀百年祭を行った

上川神社の境内について

上川神社の境内の様子を写真に撮りましたので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

一の鳥居

一の鳥居

一の鳥居は大雪通(県道219号)と神楽3条通が交わる「神楽岡公園6・神楽岡公園2交差点」にあります。昭和8年(1933年)に市民が寄進されたものだそうで、高さ9.9m、長さ12.72mの大鳥居です。

一の鳥居からは階段が続く

一の鳥居をくぐり抜けて境内へと進みますが、緩やかな階段が続いています。

境内から一位の鳥居を見る

境内へはそれなりの高台にあるため、歩きやすい格好で参拝されることをおすすめします。

手水舎と授与所

息を切らしながら階段を登っていくと、ようやく手水舎と授与所が見えてきました。

手水舎

手水舎
手水舎

参道の左側(授与所の反対側)に手水舎がありましたが、立ち入り禁止となっていました。

授与所

参道の右側にある授与所

参道の右側(手水舎の反対側)に授与所がありますが、閉められていました(臨時の授与所でしょうか)。

授与所

授与所の脇を進んで行くと社務所があり、併設されている授与所で御朱印などの授与品をいただくことができます。

二の鳥居

二の鳥居

大正13年(1924年)、社殿の造営にあわせて二の鳥居が建てられたそうです。

旭川天満宮

旭川天満宮

二の鳥居をくぐり抜けると、左側に境内社の旭川天満宮がありました。

旭川天満宮の小名

小さな鳥居を潜り抜けて参拝・

看板

旭川天満宮は言わずもがな天神様(菅原道真公)が祀られています。

御神牛

菅原道真公は牛との縁が深かったことから、牛の使いとして信仰の対象とされているそうです。

舞殿

舞殿

平成4年(1992年)に上川神社御創祀100年事業として、東京国立能楽堂の指導を受け建設した本格仕様の能舞台(神楽殿)とのことです。

看板

狛犬

狛犬(右側)
狛犬(左側)

立派な狛犬でした。

社殿

社殿(右より撮影)

神明造の社殿。

社殿(正面)

社殿は大正9年(1920年)から大正13年(1924年)まで4年の年月をかけて建築されました。

社殿(寄りの写真)

平成5年(1993年)には創祀100年記念事業として、大改修並びに一部増築工事が行われましたそうです。

社殿(上部の写真)

屋根も立派な造りでした。

参拝者

平日の昼間ということもあるのかもしれませんが、境内はとても静かで参拝者はまばらでした。

看板

主神は天照皇大御神、大己貴大神、少彦名大神、左座は豊受姫神、大物主神、天乃香久山神、建御名方神、譽田分命、敦実親王、右座は鍋島直正命、黒田清隆命、永山武四郎命、岩村通俊命が祀られています。

境内

参拝後、拝殿から境内を振り返りってみましたが、凛とした空気が漂う広い境内でした。

動物

キタキツネ

本殿の近くにキタキツネを見ることができました。近くにいるエゾリスの動きをずっと眺めていました(食べるの?)。

エゾリス

境内のそばには、エゾリスが餌を求めて右往左往していました。人気も気にしていないようなので、人には慣れているのかもしれませんね。

カラス

カラスも動じることなく、私の動きをずっと眺めていました(狙われている?)。

自然

ナナカマド

恐らくナナカマドの赤い実だと思いますが、ナナカマドは旭川市の木として選ばれているそうです。

紅葉

参道の石段を登りながら、名残りの紅葉を楽しむことができました。

葉が落ちた木々の隙間から眺める旭川市内

葉が落ちた木々の隙間から忠別川に掛かる橋や旭川駅方面を見ることができました。

ドウダンツツジ

赤く色付いたドウダンツツジは見事でした。

神楽岡公園の紅葉

私はJR富良野線「神楽岡駅」から歩いて参拝しました。途中、神楽岡公園を落ち葉を踏み締めながら上川神社へ向かいましたが、誰もいなく、ヒグマの出没に不安を覚えながら足早に歩きました(笑)。

上川神社の詳細について

上川神社の詳細情報をご紹介しますので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

社名上川神社
社格等旧県社
別表神社
札所等
創建1893年(明治26年)
祭神主神
天照皇大御神 大己貴大神 少彦名大神
左座
豊受姫神 大物主神 天乃香久山神 建御名方神
譽田分命 敦実親王
右座
鍋島直正命 黒田清隆命 永山武四郎命
岩村通俊命
境内社旭川天満宮
年間行事1月1日 歳旦祭
1月7日 火鑽神事
1月8日 古神札焼納祭(どんど焼き)
1月25日 初天神
2月11日 紀元祭
3月春分の日 春分祭並びに皇霊殿遙拝式 祖霊祭
4月17日 祈年祭
4月29日 昭和景仰祭
5月15日 月次祈願講社春の大祭
6月30日 大祓式
7月20日 宵宮祭
7月21日 例大祭
7月22日 後日祭
9月15日 月次祈願講社秋の大祭
9月秋分の日 秋分祭並びに皇霊殿遙拝式 祖霊祭
10月17日 神嘗祭当日祭 
11月3日 明治祭
11月23日 新嘗祭
12月23日 天長祭
12月25日 終天神
12月31日 大祓式
12月31日 除夜祭
拝観時間夏季
7時00分〜17時00分
冬季
7時00分〜16時30分
拝観料金無料
所在地北海道旭川市神楽岡公園2番地1
電話番号0166-65-3151
ホームページhttps://www.kamikawajinja.com/
ソーシャルメディア(SNS)上川神社 Instagram
https://www.instagram.com/kamikawajinja/
雨紛神社 Instagram
https://www.instagram.com/ubun_jinja/

上川神社の交通案内について

上川神社へのアクセスを紹介しますので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

車でのアクセスについて

  • 道央自動車道「旭川神栖インターチェンジ」から車で約25分(約8.5km)
  • JR函館本線・富良野線「旭川駅」から車で約10分(約2.1km)

駐車場

利用時間拝観時間に準ずる
料金無料
台数40台
備考駐車場は社務所下にあります

公共交通機関でのアクセスについて

  • JR富良野線「神楽岡駅」から徒歩で約20分(約1.2km)
  • JR函館本線・富良野線「旭川駅」から徒歩で約30分(約1.8km)
  • JR函館本線「旭川駅」から旭川電気軌道バスで「上川神社停留所」下車、徒歩で約5分(0.4km)

位置(Google Map)について

上川神社の参拝を終えて

上川神社の記事はいかがでしたでしょうか。

参拝の日は雨が降ったり止んだりの天気でしたが、上川神社のある神楽岡公園に到着したところ、雨が止み、青空も出てきました。まるで歓迎されているかのような雰囲気で、おかげさまで、傘をささずに参拝することができました。

上川神社の境内は自然に囲まれており、動植物を間近に楽しむことができました。

北海道旭川市での神社巡りは時間切れとなり、上川神社後はJR旭川駅へ歩いて向かいました。30分ほど掛かりましたが、久し振りに良い運動にもなりました。

最後までお読みいただきまして、誠にありがとうございました。

皆様にお願いがございます。

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何とぞよろしくお願い申し上げます。

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なお、この記事は、パンフレットなどの資料や公式ホームページなどのインターネット上の情報を参考にし、正確に記載するよう努めていますが、記事の内容に誤りなどがございましたら、コメント欄やお問い合せからご連絡いただけますと幸いです。

御朱印は神社や寺院への参拝の証です。
旅先や出張先でご縁をいただいた神社や寺院を参拝させていただいた際、旅の思い出とともに持ち帰り、大切に保管させていただいています。
参拝や御朱印いただいた私の記録として、御朱印巡りを楽しまれている皆様にも情報共有を目的としておりますが、皆様にもご縁をお裾分けしたいという気持ちを込めて、ご紹介しています。

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神社や寺院の御朱印専門メディア「御朱印巡りの旅」編集長
加賀百万石の城下町・金沢に住んでいます。 仕事はWEBマーケティングを得意とするコンサルティング業を営んでいて、趣味は神社仏閣巡りや御朱印の収集のほか、温泉や旅行、そして、写真などです。 仕事柄、全国各地へ出かけることが多く、訪れたその土地の神社に必ず参拝するなど、昔から神社はとても身近な存在で、いつの日か参拝の際には御朱印をいただくようになりました。 参拝の証でもあり、さらに私にとっては旅の思い出もある御朱印の話題を中心に、神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」を通じて、皆様にお届けできればと考えています。 また、神社や寺院の皆様を対象にしたホームページ制作やソーシャルメディア運用代行などのWEBマーケティングサービスを提供していますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただければ幸いです。