愛媛県今治市の大山祇神社の御朱印をいただく!御朱印の詳細や境内の様子も紹介

神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

本日は、2023年9月16日(土)に参拝しました愛媛県今治市の大山祇神社(おおやまづみじんじゃ)の御朱印をご紹介させていただきますので、最後までご覧いただけますと幸いでございます。

大山祇神社の概要について

大三島は、愛媛県今治市に属する芸予諸島最大の島です。
その大三島の中心部、宮浦地区に鎮座するのが大山祇神社です。

大山祇神社は、日本総鎮守として古くから尊崇されてきた神社です。
御本社御祭神は、山の神として知られる大山積神(おおやまづみのかみ)です。

大山祇神は三島大明神とも称され、当社から勧請したとする三島神社は四国を中心に新潟県や北海道まで分布します。

社殿後方には、鷲ヶ頭山、安神山、小見山の三山がそびえ立ちます。
これらの山は、かつて神体山として信仰されていたと言われています。

また、御本殿の御扉は内開きとなっており、これは過去に社殿後方の三山を拝していた故に御扉を押し開く様にしたのではないかと推測されています。

大山祇神社には、御本社と摂社である上津社・下津社の三社があり、御本社と摂社の三社を以て大山祇神社と崇めまつる信仰となっています。

 大山祇神社は本社・上津社・下津社の三社をあわせて汎く大山祇神社と崇めまつると云う。古く三島大明神又大三島さんとして親しまれ信仰されています。

 古事記、日本書紀には山神(農業神)として又伊予風土記には海神としての御神徳がとかれ、古来地神・海神兼備の神社とされてきました。

 又、瀬戸内海で活躍した三島水軍の守護神として信仰をあつめ、奉納された甲冑・刀劍類は常設展示され日本一の武具館として喧伝されています。ほかに昭和天皇の御採集船葉山丸を保存展示する大三島海事博物館があります。

「大山祇神社 由緒」より

大山祇神社の境内について

大山祇神社を参拝した際、境内を散策しながら写真に収めてみましたので、その一部をご紹介させていただきます。

鳥居

鳥居
鳥居に掲げられている神額

大山祇神社は古代から地の神、海の神、兼備の大霊神として日本総鎮守と称され、歴代の朝廷や武士などからも尊崇されており、鳥居から威厳を感じさせてくれます。

総門・翼舎

総門・翼舎

総檜造りの総門は、古図をもとに2010年に再建されたそうです。

立派な狛犬です。

馬神社

大山祇神社の末社として、拝殿に向かって左手に馬神社があります。
御祭神は天斑駒神(あめのふちこまのかみ)で、創建は不詳。

天然記念物 能因法師 雨乞の楠

雨乞の楠

樹齢3,000年を数える日本最古の楠だそうです。

御冷泉天皇の御台(900年前)、伊予国守藤原範国は能因法師を使者として祈雨のために参拝させたところ、伊予国中に三日三夜雨が降ったと伝えられています。

宇迦神社

雨乞の楠の先には宇迦神社があります。
大山祇神社の末社であり、神池の島に鎮座しています。
御祭神は宇賀神(うかのかみ)です。

宇賀神は日本神話に登場する宇迦之御魂神(うかのみたま)に由来されていると言われており、その姿は、人頭蛇身で蜷局を巻く形で表され、頭部も老翁や女性であったりと諸説あり、一様ではないようです。

乎千命の御手植楠

乎千命の御手植楠
乎千命の御手植楠を見上げる
乎千命の御手植楠の全容
手水舎

神門

楠越しの神門
神門
神門横の由緒書き

日本総鎮守 大三島宮 大山祇神社ご祭神大山積大神は、天照大神の兄神で山の神々の親神に当たり天孫瓊瓊杵尊の皇妃となられた木花開耶姫命の父神にあたる日本民族の祖神として、和多志大神を申し上げる海上安全の守護神である。

地神、海神兼備の大霊神として日本の国土全体を守護し給う神であるところから古代より日本総鎮守と尊称され朝廷をはじめ国民の崇尊は各時代を通して篤く中世は四社詣、五社詣の中心となり、平安時代すでに市が立ち現在に続いている。

御分社は、全国に10000余社祀られ延喜式名神大社に列せられ伊予国一之宮に定められた。

延喜式名神大社に列せられ伊予国一の宮に定められた。

明治以降は国幣大社に列せられ四国で唯一の大社として尊敬されている。

神門横の由緒書きより
神門の彫刻

拝殿

拝殿
拝殿
拝殿
本殿(左)と上津社(右)
南回廊の吊灯籠

大山祇神社の御朱印について

大山祇神社の御朱印と御朱印に関する情報を紹介させていただきますので、参拝時の参考にしていただけましたら幸いです。

時間9時00分〜17時00分
場所神符授与所

大山祇神社の御朱印

大山祇神社の御朱印
大山祇神社の御朱印
墨書き奉拝
大山祇神社
令和五年九月十六日
延喜式内社伊豫國一宮
日本総鎮守大山祇神社之印
初穂料500円
御朱印帳への書き入れ

御朱印は大山祇神社の御朱印帳とともにいただきました。御朱印と御朱印帳を合わせて2,000円でした。なお、祭典日などは、書き置き(事前に墨書きsた朱印紙)のみの対応となる場合があるようです。公式ホームページなどでお確かめください。

大山祇神社の詳細について

大山祇神社の詳細情報をご紹介させていただきますので、参拝時の参考にしていただけましたら幸いです。

社名伊予国一宮
大三島宮
大山祇神社
(おおやまづみじんじゃ)
社格等式内社(名神大社)
伊予国一宮
旧国幣大社
別表神社
創建594年(推古天皇2年)
御祭神大山積神
(オオヤマヅミノカミ)
御神体鷲ヶ頭山
(わしがとうざん)
境内社【摂社】
上津社
大雷神
(おおいかづちのかみ)
下津社
高龗神
(たかおかみのかみ)
【末社】
院内荒神社
地神社
稲荷神社
石神社
酒殿
八重垣神社
御鉾神社
葛城神社・祓殿神社・伊予国総社
十七神社
宇迦神社
馬神社
祖霊社
八坂神社
五穀神社
祭礼・神事1月1日 歳旦祭
1月7日 生土祭・福木神事
2月11日 紀元祭
2月17日 祈年祭
2月23日 天長祭
春分の日 皇霊殿遙拝式・春季祖霊社祭
4月29日 昭和祭
旧暦4月21日 御更衣御戸開祭
旧暦4月22日 例大祭
旧暦4月23日 後宮祭
旧暦5月5日 御田植祭
6月27日 全国鉱山工場安全祈願大祭
秋分の日 皇霊殿遙拝式・秋季祖霊社祭
旧暦8月21日・8月22日 産須奈大祭(秋祭り)
旧暦9月9日 抜穂祭
11月3日 明治祭
11月22日 御更衣御戸開祭
11月23日 新嘗祭
12月1日 全国鉱山工場安全祈願大祭
12月31日 大祓式・除夜祭
参拝時間日の出頃〜17時00分
参拝料金無料
所在地〒794-1393
愛媛県今治市大三島町宮浦3327番地
電話番号0897-82-0032
ホームページhttps://oomishimagu.jp/

大山祇神社の交通案内について

大山祇神社へのアクセスをご紹介させていただきますので、参拝時の参考にしていただけましたら幸いです。

車でのアクセスについて

  • 西瀬戸自動車道(しまなみ街道)大三島インターチェンジから車で約5分。

駐車場

  • 鳥居脇13台(無料)。
    • 大山祇神社付近の大三島藤公園駐車場利用可。

公共交通機関でのアクセスについて

JR松山市駅より(電車とバス)

  • 松山市駅からJR予讃線(高松行き)に乗車(乗車時間:約75分)。
    • 今治駅で下車。
    • 運賃は大人(片道)1,080円。
    • 今治駅前から瀬戸内海交通バス(宮浦港行き)に乗車(乗車時間:約65分)。
    • 大山祇神社バス停で下車、徒歩で約1分。
    • 運賃は大人(片道)1,180円。

今治駅駅より(バス)

  • 今治駅前から瀬戸内海交通バス(宮浦港行き)に乗車(乗車時間:約65分)。
    • 大山祇神社バス停で下車、徒歩で約1分。
    • 運賃は大人(片道)1,180円。

位置(Google Map)について

大山祇神社の参拝を終えて

最後までご覧いただきまして、心よりお礼申し上げます。

秋の連休を利用して訪れた愛知県と高知県ですが、この旅で最も訪れたいと願っていた大三島の大山祇神社。
歴史も深く、広大な境内は旅の経由地としては時間があまりにも足りませんでした。

境内を隅々まで散策したいと思いましたが、この先の予定を考えて拝殿でのお参りと御朱印をいただくのみで失礼させていただきました。

とても心残りですが、また愛媛県を訪れる機会があれば、時間に余裕を持って参拝させていただこうと思います。

なお、この記事は、パンフレットやインターネット上の情報などを参考にし、作成させていただきました。
正確に記載するよう努めておりますが、万が一、記事の内容に誤りなどがございましたら、お問い合せからご連絡いただけますと幸いでございます。

御朱印は神社や寺院への参拝の証です。
旅先や出張先でご縁をいただいた神社や寺院を参拝させていただいた際、旅の思い出とともに持ち帰り、大切に保管させていただいております。
参拝や御朱印いただいた私の記録として、御朱印巡りを楽しまれている皆様にも情報共有を目的としておりますが、皆様にもご縁をお裾分けしたいという気持ちを込めて、ご紹介させていただいております。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUT US
神社や寺院の御朱印専門メディア「御朱印巡りの旅」編集長
加賀百万石の城下町・金沢に住んでいます。 仕事はWEBマーケティングを得意とするコンサルティング業を営んでいて、趣味は神社仏閣巡りや御朱印の収集のほか、温泉や旅行、そして、写真などです。 仕事柄、全国各地へ出かけることが多く、訪れたその土地の神社に必ず参拝するなど、昔から神社はとても身近な存在で、いつの日か参拝の際には御朱印をいただくようになりました。 参拝の証でもあり、さらに私にとっては旅の思い出もある御朱印の話題を中心に、神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」を通じて、皆様にお届けできればと考えています。 また、神社や寺院の皆様を対象にしたホームページ制作やソーシャルメディア運用代行などのWEBマーケティングサービスを提供していますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただければ幸いです。