神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
本日は、2023年(令和5年)12月10日(日)に参拝しました石川県かほく市の賀茂神社(かもじんじゃ)で御朱印をいただきましたので、御朱印の詳細や境内の様子をご紹介します。
賀茂神社の御朱印について
賀茂神社の御朱印と御朱印の受け取り方法をご紹介しますので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。
御朱印の紹介
賀茂神社の御朱印

墨書き | 奉拝 賀茂神社 令和五年十二月十日 |
印 | 社紋 守り給へ 賀茂神社 幸へ給へ |
初穂料 | 300円 |
御朱印帳への書き入れ | 可 |
書き置き | 可 |
御朱印の受け取り方法
時間 | (未確認) |
場所 | 社務所 |
社務所が閉まっている場合は、インターフォンで呼び出してくださいとのことです。
賀茂神社の概要について
由緒
石川県かほく市横山に鎮座する賀茂神社は、延喜式内社、旧県社、北陸道総鎮守として、古くから地域に信仰を集めてきた神社です。
賀茂神社の創祀は明らかになっていませんが、520年(継体天皇14年)の頃に御所村(現在の金沢市御所町)に遷座し、その後2度の遷座を経て、806年(大同元年)に鉢伏に遷座、翌年の807年(大同2年)に現在の横山の地に鎮座したものと伝えられています。
平安時代後期頃から京都の賀茂別雷神社の直轄の荘園として、金津荘(現在のかほく市)を束ねていました。
天正12年の末森城の戦いでは、末森で敗れた佐々成政の軍勢が越中へと退却する途中、前田軍の伏兵を恐れて神社の社叢に火を放ち、多くの宝物や古文書が焼失したと伝えられています。
賀茂神社の祭神は、賀茂別雷神(かもわけいかづちじん)、貴布禰神(きふねじん)、天照大神(あまてらすおおみかみ)です。
歴史
- 520年頃(継体天皇14年) 御所村(現在の金沢市御所町)に創祀されたと伝えられる
- 806年(806年) 鉢伏に遷座
- 807年(807年) 現在の横山の地に鎮座
- 1583年(天正11年) 末森城の戦いで兵火に掛かり、多くの宝物や古文書が焼失
- 1658年(万治元年) 本殿・拝殿などを再建
- 1872年(明治5年) 郷社に列格
- 1881年(明治14年) 県社に昇格
- 1906年(明治39年) 神饌幣帛料供進神社に指定
- 1931年(昭和6年) 北陸鎮座1400年祭を執り行い
- 1916年(大正5年) 神明社の天照大神を合祀
- 1986年(昭和61年) 宇ノ気町(現在のかほく市)の指定文化財(天然記念物)に指定
- 1998年(平成10年) 本殿を改築
賀茂神社の境内について
賀茂神社の境内の様子を写真に撮りましたので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。
正面

賀茂神社は石川県かほく市横山リ119番地1に鎮座し、目の前を県道226号(黒川横山線)が走っています。

比較的新しい鳥居でした。

石造りの扁額は「賀茂神社」と描かれていました。

社号標は「縣社 賀茂神社」と描かれていました。
駐車場

正面に向かって左側に広々とした無料の参拝者駐車場が用意されていますので、車での参拝も安心です。駐車場側にも少し小さな鳥居がありますので、こちらから境内へ入ることも可能なようです。

ご参拝の皆様へと描かれた境内の案内です。
参道

参道は左右に灯籠が設置され、足元は砂利が敷かれていました。

立派な手水舎にて、手と口を清めました。

手水鉢には柄杓はなく、注がれている水を手に受けて清めました。

由緒書きも事細かく描かれていました。

参道を進んで行くと、平城天皇勅願所の石碑がありました(写真の右側)。

山道の奥には、明治期に消防団が使っていた防火の半鐘がありました。

比較的新しい社務所ですが、普段は閉められているようです。ご用のある方は、インターフォンで呼び出してくださいとのことです。御朱印をいただく際もこちらのインターフォンで呼び出してみてください。
社殿

1998年(平成10年)に建て替えられた拝殿。

拝殿へは石段を登って参拝。

左右の狛犬ともに口の中が赤く塗られていました。

右側の狛犬は小さな狛犬も。

拝殿の扉は閉まっていましたので、扉を開けて拝殿内で参拝させていただきました。賽銭箱の右側には絵馬が、左側には由緒書きが置いてありました(一部いただきました)。

拝殿の扁額は「賀茂神社」と描かれていました。
旧本殿

1998年(平成10年)に本殿の建て替えが行われ、1658年(万治元年)に建てられた本殿が当時の姿そのままに見ることができます。

長い歴史を感じる狛犬。

左側の狛犬は顔の部分がセメントのようなもので補修されていました。

旧本殿に置かれていた笏谷狛犬は1663年(寛文3年)のものだそうです。

左側の狛犬は正面ではなく、やや斜めを向いて置かれていました。

立派な彫刻でした。

賀茂神社の詳細について
賀茂神社の詳細情報をご紹介しますので、皆様が参拝する際、お役に立つことができれば幸いです。
社名 | 賀茂神社 |
社格等 | 式内社(小社) 県社 |
札所等 | - |
創建 | 不詳 |
祭神 | 賀茂別雷神 貴布禰神 天照大神 |
境内社 | - |
年間行事 | |
拝観時間 | 拝観自由 |
拝観料金 | 拝観無料 |
所在地 | 石川県かほく市横山リ119番地1 |
電話番号 | 076-285-0365 |
ホームページ | - |
ソーシャルメディア(SNS) | - |
賀茂神社の交通案内について
賀茂神社へのアクセスを紹介しますので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。
車でのアクセスについて
- 北陸自動車道「金沢森本インターチェンジ」から車で約20分(約17km)
駐車場
利用時間 | 24時間 |
料金 | 無料 |
台数 | 150台 |
備考 | - |
公共交通機関でのアクセスについて
- JR七尾線「横山駅」から徒歩で約10分
位置(Google Map)について
賀茂神社の参拝を終えて
賀茂神社の記事はいかがでしたでしょうか。
初めて参拝させていただきましたが、とても長い歴史を持つ神社ということと、1658年(万治元年)に建てられた旧本殿が現存しており、見どころもたくさんある神社でした。
社務所で御朱印をいただけるとのことでしたが、参拝した日は閉まっていましたので、インターフォンでお呼び出しし、御朱印帳に書き入れていただきました。お忙しい中、誠にありがとうございました。
最後までご覧いただきまして、心よりお礼申し上げます。
皆様にお願いがございます。
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なお、この記事は、パンフレットなどの資料や公式ホームページなどのインターネット上の情報を参考にし、正確に記載するよう努めていますが、記事の内容に誤りなどがございましたら、コメント欄やお問い合せからご連絡いただけますと幸いです。
御朱印は神社や寺院への参拝の証です。
旅先や出張先でご縁をいただいた神社や寺院を参拝させていただいた際、旅の思い出とともに持ち帰り、大切に保管させていただいています。
参拝や御朱印いただいた私の記録として、御朱印巡りを楽しまれている皆様にも情報共有を目的としておりますが、皆様にもご縁をお裾分けしたいという気持ちを込めて、ご紹介しています。
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