神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
本日は、2023年(令和5年)6月11日(日)に参拝しました石川県金沢市の春日神社で御朱印をいただきましたので、御朱印の詳細や境内の様子をご紹介します。
春日神社の御朱印について
春日神社の御朱印と御朱印の受け取り方法をご紹介しますので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。
なお、拝殿内にある書き置きの御朱印をいただきましたが、在宅時に宮司宅兼社務所にて、御朱印帳への書き入れも行っているようです。
御朱印の紹介
春日神社の御朱印

墨書き | 金沢市増泉鎮座 春日神社 令和五年 月 日奉拝 |
印 | 社紋 五箇庄総鎮守 春日神社 |
初穂料 | 300円 |
御朱印帳への書き入れ | 可 |
書き置き | 可 |
御朱印の受け取り方法
時間 | 拝殿開扉時 |
場所 | 拝殿 |
拝殿には御朱印のほか、お守りなどの授与品やおみくじが用意されてます。
春日神社の概要について
由緒
石川県金沢市増泉に鎮座する春日神社は、創建は古く3世紀と伝わります。10世紀に郷内が春日大社の荘園となったことから、神霊を勧請。新たに社殿を造り、春日社と号しました。
ご祭神は、武甕槌尊(たけみかづちのみこと)、経津主尊(ふつぬしのみこと)、天児屋根命(あめのこやねのみこと)、比咩大神(ひめのおおかみ)の四柱の神様と、菅原道真公です。
春日神社は、五箇庄総鎮守として、氏子崇敬者の厚い信仰を集めてきました。特に、安産祈願や七五三詣でには、遠方からも多くの参拝者が訪れます。
境内には、春日大社から勧請された五角形の石祠や、安産祈願に用いられる「子育て石」などがあります。また、手水舎の水は井戸から汲み上げていて、飲める御神水として知られています。
春日神社は、古くから地域の人々の安寧と繁栄を守ってきた神社です。境内には、自然豊かな雰囲気が漂い、心が洗われるような空間が広がっています。
歴史
- 3世紀 創建
- 10世紀 郷内が春日大社の荘園となったことから神霊を勧請
社殿を造り春日社と号した - 12世紀 安産・子育ての神として信仰されるようになる
- 16世紀 戦乱により社殿が焼失
- 17世紀 加賀藩主前田利常の命により社殿が再建された
- 18世紀 七五三の習慣が始まり、安産・子育ての神として信仰がさらに高まる
- 19世紀 明治維新により、神仏分離令が施行された
社殿を改築 - 昭和20年(1945年)7月 金沢空襲により社殿が焼失
- 昭和25年(1950年) 社殿が再建された
- 平成26年(2014年) 御神輿が新調された
- 令和4年(2022年) 創建1700年を迎えた
春日神社の境内について
春日神社の境内の様子を写真に撮りましたので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。

とても古い扁額のように感じました。

街中にも関わらず緑に包まれた春日神社。そして、長い歴史を感じる佇まいでした。

境内には、新旧の灯籠がありました。
手水舎

整えられた手水舎は、季節によっては花手水が楽しめるとのこと。
社殿

歴史を感じる立派な拝殿でした。

拝殿に掲げられた扁額には「春日神社」と書かれていました。
自然

金沢市から保存樹林指定を受ける春日神社の境内は、一気に時代が戻ったような雰囲気。緑がとても美しく、これからも守りたい自然ですね。
その他

合祀された菅原神社の社号標でしょうか。


詳しいことが分からない狛犬を見付けました。見る限りとても古い狛犬のように感じました。
出世稲荷神社

境内でも一際目立つ赤鳥居は、平成24年(2012年)6月に再建されたそうです。
こちらの赤鳥居をくぐり抜けて出世稲荷神社へ参拝することが正式なお参りの作法とされているとのことで、私も赤鳥居をくぐり抜けて参拝しました。

本殿は明治26年(1893年)11月に再建されましたが、拝殿はなかったそうです。

拝殿は昭和27年(1952年)に造営されたそうです。

扁額には「出世稲荷神社」と書かれていました。
春日神社の詳細について

春日神社の詳細情報をご紹介しますので、皆様が参拝する際、お役に立つことができれば幸いです。
社名 | 春日神社 (通称:増泉春日神社) |
社格等 | 小社(論社) |
札所等 | - |
創建 | 第8代孝元天皇45年(3世紀末) |
祭神 | 武甕槌命 經津主命 天児屋根命 比咩大神 春日社合祀 菅原道真公 |
境内社 | 出世稲荷神社 |
年間行事 | 1月1日 歳旦祭 1月3日 元始祭 1月15日 左義長祭 2月3日 節分祭 2月7日 鎮火祭 2月11日 紀元節祭 3月7日 祈年祭 5月5日~5月7日 例祭春期祭 6月30日 大祓式 7月30日~7月31日 出世稲荷神社例祭 10月5日~10月7日 例祭秋期祭 11月15日 七五三詣祭 12月1日 新嘗祭 12月20日 清殿祭 12月31日 大祓式 12月31日 除夜祭 |
拝観時間 | 参拝自由 (拝殿祈祷:9時00分頃〜18時00分頃) |
拝観料金 | 無料 |
所在地 | 石川県金沢市増泉2丁目1番1号 |
電話番号 | 076-241-0701 |
ホームページ | http://kasuga-jinjya.com/ |
ソーシャルメディア(SNS) | Instagram https://www.instagram.com/kasuga.jinjya/ https://www.facebook.com/jinjya.kasuga X(旧Twitter) https://twitter.com/kasuga_jinjya Youtube https://www.youtube.com/channel/UCplnB7IK_sAe1c3JrEMv04A |
春日神社の交通案内について
春日神社へのアクセスを紹介しますので、皆様が参拝される際に少しでも参考になれば幸いです。
車でのアクセスについて
- 北陸自動車道「金沢西インターチェンジ」から車で約15分(約10.0km)
- JR北陸本線・IRいしかわ鉄道線「金沢駅」から車で約10分(約2.5km)
駐車場
利用時間 | - |
料金 | 無料 |
台数 | 10台 |
備考 | 境内 |
公共交通機関でのアクセスについて
- 北陸鉄道石川線「野町駅」から徒歩で約10分(約0.7km)
- JR北陸本線・IRいしかわ鉄道線「金沢駅」から北陸鉄道バスで「中村町バス停」下車、徒歩で約5分(約0.2m)
位置(Google Map)について
春日神社の参拝を終えて
春日神社の記事はいかがでしたでしょうか。
梅雨時の曇り空が広がる中、増泉の春日神社に参拝しました。駐車場は境内に止めることができますが、周辺の道路はとても狭いので、走行には十分注意が必要でした。また、目印としてはアピタ金沢店が近くになりました。
境内はとても緑が美しく、古い石碑もたくさんあり、見どころがたくさんありました。とても目立つ赤鳥居をくぐり抜け、出世稲荷神社にも参拝。
増泉の周辺は、泉という地名が多くあり、霊峰白山を起源とする伏流水が湧き出ているようで、地下水を汲み上げているる井戸水もありました。
御朱印は拝殿にある書き置きのものをいただきましたが、宮司宅兼社務所でいただくこともできるようなので、次回はぜひ御朱印帳を持って参拝したいと思います。
最後までご覧いただきまして、心よりお礼申し上げます。
皆様にお願いがございます。
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何とぞよろしくお願い申し上げます。

なお、この記事は、パンフレットなどの資料や公式ホームページなどのインターネット上の情報を参考にし、正確に記載するよう努めていますが、記事の内容に誤りなどがございましたら、コメント欄やお問い合せからご連絡いただけますと幸いです。
御朱印は神社や寺院への参拝の証です。
旅先や出張先でご縁をいただいた神社や寺院を参拝させていただいた際、旅の思い出とともに持ち帰り、大切に保管させていただいています。
参拝や御朱印いただいた私の記録として、御朱印巡りを楽しまれている皆様にも情報共有を目的としておりますが、皆様にもご縁をお裾分けしたいという気持ちを込めて、ご紹介しています。
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