北海道旭川市の北海道護国神社で御朱印をいただく!御朱印の詳細や境内の様子も紹介

神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

本日は、2023年(令和5年)11月8日(水)に参拝しました北海道護国神社(ほっかいどうごこくじんじゃ)の御朱印をご紹介させていただきますので、最後までご覧いただけますと幸いでございます。

北海道護国神社の概要について

北海道護国神社は、北海道旭川市にある護国神社です。
1902年(明治35年)、旧第七師団長大迫尚敏主催の下練兵場に小祠を建立し、北海道の国事殉難者並びに開拓に殉じた屯田兵の招魂祭に始まります。
明治43年に現在地に新たに社殿を建立、1935年(昭和10年)に北海道招魂社と称します。
昭和14年官制の改変により北海道護国神社に改称し、明治戊辰の役より大東亜戦争に至る全道並びに旧樺太の戦歿者を祀ります。

境内は約2万坪あり、原始の巨木が亭々として天を摩し、林泉は北海道、樺太両池があり、地下200メートルより吸上げたる真清水を満々と湛え英霊に捧げています。
神苑には戦前各市町村より献ぜられた樹木は翠緑滴り、その中に丹碧の塗装を施した壮麗な社殿を構えています。

毎年6月には、北海道護国神社慰霊大祭が斎行されます。
これは、北海道護国神社に祀られる戦没者を慰霊し、その功績を讃えるための祭典である。この祭典には、国内外から多くの参拝者が訪れます。

北海道護国神社は、北海道の戦没者を祀る総祀社であり、北海道の歴史と文化を語る上で欠かせない存在です。

北海道護国神社の由緒について

北海道護国神社は、1902年(明治35年()に、旧第七師団長大迫尚敏主催の下練兵場に小祠を建立したことに始まります。これは、北海道の国事殉難者並びに開拓に殉じた屯田兵の招魂祭を目的としたものでした。

1910年(明治43年)には、現在地に新たに社殿を建立し、北海道招魂社と称するようになります。
1939年(昭和14年)には、官制の改変により北海道護国神社に改称し、明治戊辰の役より大東亜戦争に至る全道並びに旧樺太の戦歿者を祀るようになりました。

戦後は、戦没者遺族の請願により、1948年(昭和23年)に神社本庁の管轄から外され、北海道護国神社境内管理会が運営するようになります。
また、1961年(昭和36年)には、境内に慰霊碑が建立され、戦没者の慰霊が続けられています。

現在、北海道護国神社は、北海道の戦没者を祀る総祀社として、毎年6月に慰霊大祭が斎行されています。この祭典には、国内外から多くの参拝者が訪れ、戦没者を慰霊し、その功績を讃えています。

北海道護国神社は、北海道の歴史と文化を語る上で欠かせない存在であり、今後も戦没者を慰霊し、平和を祈る場として、その役割を果たし続けていくことでしょう。

以下に、北海道護国神社の主な歴史的出来事をまとめます。

  • 1902年(明治35年):下練兵場に小祠を建立
  • 1910年(明治43年):現在地に社殿を建立
  • 1935年(昭和10年):北海道招魂社と改称
  • 1939年(昭和14年):北海道護国神社と改称
  • 1948年(昭和23年):神社本庁の管轄から外れる
  • 1961年(昭和36年):慰霊碑が建立

北海道護国神社の境内について

北海道護国神社を参拝した際、境内を散策しながら写真に収めてみましたので、その一部をご紹介させていただきます。

社号標

大町3条4丁目交差点に面する社号標

社号標は各入口に設置されている様子でした。

奉仕祭事の案内

命日祭は毎日午前10時30分から執り行われています。

一の鳥居

大町3条4丁目交差点付近から一の鳥居を眺める

今回、大町3条4丁目交差点から参拝させていただきました。

左側は北鎮安全神社

北鎮安全神社は一の鳥居に向かって右側にありましたが、チェーンが張ってあり、写真の場所からは入ることができませんでした。

一の鳥居

朱色の立派な位置の鳥居。

境内は落ち葉を掃いたり、木の剪定などの作業が行われていました。

由緒書き

一の鳥居の左側に、北海道護国神社と北鎮安全神社の由緒書きがありました。

北鎮安全神社(境内社)

北鎮安全神社の差号標

北鎮安全神社へは一の鳥居を通り抜けて、参道の左側から入ることができました。

北鎮安全神社の社殿

小さな社殿で扉が閉まっていましたが、扉を開けて参拝させていただきました。

交通を主とし、諸事の安全災害防除の守護神を祀り、諸事の祈願祭が執り行われており、また、北鎮神社の大神(武甕槌大神と経津主大神)、猿田彦大神、愛宕大神、雷電大神が祀られています。

二の鳥居

二の鳥居

一の鳥居よりも少し小さな二の鳥居も立派な構えでした。

二の鳥居と神門

二の鳥居の先には、立派な構えの神門を眺めることができました。

手水舎

手水舎

こちらで手と口を清めさせていただきました。

手水舎の御手洗石金剛

1941年(昭和16年)の夏大旱魃の時、神居古潭の河底深く発見されたもので、約4千貫(15トン)の重さがあるそうです。

御手洗石金剛

御手洗石金剛の説明書き。

国道40号沿いの鳥居と手水舎

手水舎も存在感がありました。

神門

神門
神門
神門

狛犬

社殿前の狛犬(右)
社殿前の狛犬(左)

社殿

社殿(引きの写真)

神門を通り抜けると、立派な社殿が目に入ってきました。

社殿(より寄りの写真)
社殿(左側からの写真)

煌びやかな装飾と色使いの社殿。

社殿(右側からの写真)

賽銭箱も立派でした。

御神木

樹齢400年の楡(にれ)の根元

樹齢400年の楡(にれ)の木が社殿の左手前にありました。

樹齢400年の楡(にれ)の枝先

葉はほとんど落ちてしまいましたが、その枝ぶりから楡の大きさに圧倒されました。

その他

社殿を背にして境内を見渡す
社殿を背にして境内を見渡す
授与品の案内

北海道護国神社の御朱印について

北海道護国神社の御朱印と御朱印に関する情報を紹介させていただきますので、参拝時の参考にしていただけましたら幸いです。

時間未確認
場所社務所(授与所)

北海道護国神社の御朱印

北海道護国神社の御朱印
墨書き奉拝
北海道護國神社
令和五年十一月八日
北海道護國神社之印
初穂料300円
御朱印帳への書き入れ不可

北海道護国神社の御朱印帳を購入することで、購入した御朱印帳に書き入れていただくことはできそうです。

北鎮安全神社の御朱印

北鎮安全神社の御朱印
墨書き奉拝
北鎮安全神社
令和五年十一月八日
北海道護國神社 境内社
北鎮安全神社之印
初穂料300円
御朱印帳への書き入れ不可

北海道護国神社の御朱印帳を購入することで、購入した御朱印帳に書き入れていただくことはできそうです。

北海道護国神社の詳細について

北海道護国神社の詳細情報をご紹介させていただきますので、参拝時の参考にしていただけましたら幸いです。

社名北海道護国神社
社格等内務大臣指定護国神社
別表神社
創建1902年(明治35年)
祭神北海道・樺太関係の戦没者等の国事殉難者
境内社北鎮安全神社
例祭等1月1日 元旦祭
1月3日 元始祭
1月上旬 北海道下の句歌留多開き
1月15日 古神札焼納祭(どんど焼き)
2月3日 節分祭
2月上旬 厄除大祈願祭、立春長寿祈願祭
2月11日 紀元節祭
2月23日 天長節祭
6月4日 宵宮祭(合祀祭)
6月5日 慰霊大祭
6月6日 後日祭
6月第3日曜日 旧第八九聯隊慰霊祭
6月30日 大祓式
8月9日 北鎮安全神社 宵宮祭
8月10日 北鎮安全神社 例大祭
8月13日 献灯みたま祭 奉告祭
8月15日 終戦記念献灯みたま祭
8月20日 一木支隊慰霊祭
10月中 七五三祭
11月3日 明治節祭並御神札頒布祭
11月23日 新嘗祭
12月31日 大祓式、除夜祭
参拝時間参拝自由
参拝料金無料
所在地北海道旭川市花咲町1丁目2282番地2
電話番号0166-51-9191
ホームページhttp://www.hokkaido-gokoku.org/
ソーシャルメディア(SNS)https://twitter.com/hokkaido_gokoku/
https://www.instagram.com/hokkaidogokokujinja.official/
https://www.facebook.com/profile.php?id=100068050986584

北海道護国神社の交通案内について

北海道護国神社へのアクセスをご紹介させていただきますので、参拝時の参考にしていただけましたら幸いです。

車でのアクセスについて

  • 道央自動車道旭川鷹栖インターチェンジから車で約10分

駐車場

利用時間
料金無料
台数300台
備考

公共交通機関でのアクセスについて

  • JR旭川駅から道北バスまたは旭川電気軌道バスで約10分
    護国神社前停留所で下車、徒歩すぐ

位置(Google Map)について

北海道護国神社の参拝を終えて

最後までご覧いただきまして、心よりお礼申し上げます。

JR旭川駅前から路線バスに乗車し、北海道護国神社を参拝させていただきました。

当日は冷たい小雨が降っており、参拝客もまばらでした。

2万坪ほどの広大な敷地を有しており、時間があれば、隅々まで散策したいところでしたが、この先の予定が詰まっているため、北海道護国神社と北鎮安全神社の参拝と御朱印をいただくのみとなりました。

また、機会があれば、北海道の開拓や日本国のために尽力された方々に感謝の気持ちと鎮魂の祈りを捧げるため、ぜひ訪れたいと思います。

なお、この記事は、パンフレットやインターネット上の情報などを参考にし、作成させていただきました。
正確に記載するよう努めておりますが、万が一、記事の内容に誤りなどがございましたら、お問い合せからご連絡いただけますと幸いでございます。

御朱印は神社や寺院への参拝の証です。
旅先や出張先でご縁をいただいた神社や寺院を参拝させていただいた際、旅の思い出とともに持ち帰り、大切に保管させていただいております。
参拝や御朱印いただいた私の記録として、御朱印巡りを楽しまれている皆様にも情報共有を目的としておりますが、皆様にもご縁をお裾分けしたいという気持ちを込めて、ご紹介させていただいております。

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神社や寺院の御朱印専門メディア「御朱印巡りの旅」編集長
加賀百万石の城下町・金沢に住んでいます。 仕事はWEBマーケティングを得意とするコンサルティング業を営んでいて、趣味は神社仏閣巡りや御朱印の収集のほか、温泉や旅行、そして、写真などです。 仕事柄、全国各地へ出かけることが多く、訪れたその土地の神社に必ず参拝するなど、昔から神社はとても身近な存在で、いつの日か参拝の際には御朱印をいただくようになりました。 参拝の証でもあり、さらに私にとっては旅の思い出もある御朱印の話題を中心に、神社や寺院の御朱印専門ブログ「御朱印巡りの旅」を通じて、皆様にお届けできればと考えています。 また、神社や寺院の皆様を対象にしたホームページ制作やソーシャルメディア運用代行などのWEBマーケティングサービスを提供していますので、ご興味のある方はお気軽にご連絡いただければ幸いです。