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本日は、全国で唯一のお祭り「あぶりもち神事」が春と秋に開催されている石川県金沢市野町2丁目に鎮座する神明宮(しんめいぐう)をご紹介します。金沢五社の一社でもあります。
神明宮の由緒
天照皇大神、豊受姫神を御祭神とし、古来よりお神明(しんめい)さんの愛称で親しまれています。創建は不明ですが、少なくとも延文2年(1357年)に当地に鎮座していたと言われています。
金沢五社の一社であり、加賀藩五代藩主・前田綱紀は神明宮を氏神とするに至りました。
全国七神明(東京・芝神明、山形・湯殿山神明、大阪城神明、長野・安曇神明、京都・東岩倉神明、京都・朝日神明)または三神明の一社と言われています。
春季例大祭や秋季例大祭のあぶりもち神事が、悪事災難厄除伝統特殊神事であることから、特に悪事災難厄除にご利益があるとされています。
神明宮の境内
北陸随一の繁華街と呼ばれている金沢の片町から野町へ向かう国道157号線を犀川大橋を渡り終えた右側に神明宮があります。その神明宮の境内を写真とともにご紹介します。
神明宮の境内
国道157号線沿いから神明宮の境内へ入ります。境内には数台程度、車を停める場所があります。
樹齢約千年の大きなけやきが境内にあります。樹高約33m、幹周約7.8m、枝幅25mで、金沢市指定保存樹第1号となっています。古来より「神明の大けやき」と語り継がれ、金沢屈指のパワースポットと言われています。
神明宮の絵馬
一般的な絵馬と異なり、「福招願」と「削除願」の2ヵ所に記入します。福招願には開運招福や商売繁盛などこれから起きて欲しい願い事を、削除願には病気や怪我、悪縁などの捨てたい事や起きて欲しくない事を記入します。そして、切れ目部分で半分に割ってから別の絵馬掛けに納めるというものです。
写真は「福招願」の方です。
七五三参りは毎年10月1日から11月30日まで受け付けているようです。玉串料はこどもお一人様7,000円です。お祓い終了後に、御守、風船、千歳飴、お楽しみ袋などいただけるそうです。詳しくは神明宮へお問い合わせください。
巫女のかわいいイラストが描かれた絵馬もあります。
神明宮の御朱印
神明宮の御朱印です。拝殿の左側にある授与所にて、御朱印をいただくことができます。初穂料は300円です。
神明宮の概要
神明宮の概要です。
社名 | 神明宮(しんめいぐう) |
旧社格 | 県社(金沢五社) |
ご祭神 | 天照皇大神、豊受姫大神 |
ご利益 | 悪事災難厄除など |
末社 | 蛭子社、稲荷社 |
祭礼・行事 | 【左義長】1月15日 ※2019年は特別に4日間(1月12日(土)から1月15日(火)まで)の開催です。 【鎮火祭】2月15日 【祈年祭】3月15日 【春季例大祭】5月15日〜5月17日 【夏越大祓】6月30日 【秋季例大祭】10月15日〜10月17日 【収穫感謝祭】11月23日 【末社例大祭】11月30日 【師走大祓】12月31日 |
所在地 | 石川県金沢市野町2丁目1番18号 |
電話番号 | 076-241-1613 |
ホームページ | https://www.shinmeiguu-kanazawa.jp/ |
神明宮へのアクセス
神明宮へのアクセス(交通案内)です。公共交通機関と車での情報をご紹介していますので、参拝の際のご参考になれば幸いです。