この度は、神社や寺院の御朱印専門メディア「御朱印巡りの旅」をご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
本日は、石川県金沢市天神町の「椿原天満宮」の御朱印をご紹介します。椿原天満宮は金沢五社の一社であり、加賀藩前田家が城郭の鎮守と定め、金沢五社の筆頭格と言われていました。
椿原天満宮の由緒
永仁5年(1297年)、加賀国主富樫義親が京都北野天満宮より丹波屋敷と称する山崎に勧請しました。
観応年間一向一揆により金浦郷田井村へ遷座され、金浦郷の総鎮守産土神となり、当宮を前田家祈願所とし城郭の鎮守と定めました。
金浦郷総社田井天満宮、椿原神社、椿原天満宮と称え奉り、旧金沢五社の筆頭たる御社格でした。明治6年(1873)郷社に、明治14年9月県社に列せられました。
椿原天満宮の境内
椿原天満宮の境内を写真でご紹介します。
車は左側の坂道を上がれば、駐車場があります。さらに奥の社務所兼住居にて、御朱印をいただくことができます。
かつて椿原天満宮は椿の生い茂っていたそうですが、出城や社殿の造成時に伐採されてしまったそうです。
終戦後、「金沢21世紀椿」の生みの親であり、造園業の松井清造氏らの協力を得て、2009年までの30年間で100本の椿が植樹され、その完成を記念して建てられた石碑です。
菅原道真を主祭神とする椿原天満宮。富樫義親が京都の北野天満宮から勧請したことから、椿原天満宮の歴史が始まります。一向一揆の砦跡でもあります。
学問の神様ということで、絵馬も「合格」の大きな文字が。多くの参拝客が合格を願いを込めて、絵馬に書き込んでいました。
拝殿までは長い階段を登ります。雨の日や雪の日は足元が滑りやすくなりますので、ゆっくりと手摺りを持って上り下りしてくださいね。
椿原天満宮の御朱印
椿原天満宮の御朱印です。正面の鳥居の左側の坂を上がれば、参拝者用の駐車場があります。その奥に社務所兼住居にて、御朱印をいただくことができます。初穂料は300円です。なお、宮司が不在の場合は、御朱印をいただけないこともあります。
初穂料 | 300円 |
拝受所 | 社務所兼住宅 |
注意事項 | 宮司が不在な場合、御朱印をいただけないこともあります。 |
椿原天満宮の概要
椿原天満宮の概要です。参拝の際のご参考になれば幸いです。
社名 | 椿原天満宮(つばきはらてんまんぐう) |
旧社格 | 県社(金沢五社) |
主祭神 | 菅原道真 |
ご利益 | 合格祈願、学業成就、五穀豊穣、雷除けなど |
祭礼・行事 | 【左義長】1月15日 【春祭り】4月24日〜4月26日 【秋祭り】9月24日~9月26日 【その他】神殿でのコンサートや多種多様な行事も執行されています。 |
所在地 | 石川県金沢市天神町1丁目1-13 |
電話番号 | 076-231-3827 |
ホームページ | http://www.ishikawa-jinjacho.or.jp/shrine/j0121/ |
椿原天満宮へのアクセス
公共交通機関でのアクセスと車でのアクセスに関する情報です。参拝の際のご参考になれば幸いです。